57 サイクロン集塵機 2008/4/6

　キリコを吸い込ませるために製作しました。　吸い込んだキリコは下の缶に集まり、掃除機側へは基本的にはゴミが溜まりません。　

設計のコンセプトはテーブルに乗せられる小型サイズということと、製作が容易にできるように、水道管用の塩ビパイプで構成しています。

寸法などの設計は、原理を理解して製作したものではなく、構造だけ真似て作りました。

十分実用的な結果に満足しています。

寸法などなここをクリックして図面をご覧ください。
1. サイクロン集塵機の全景です。　
直径は約１５０ｍｍ。　全体の高さは約５００ｍｍです。
2. 原理の概要は、上部のパイプに掃除機を接続し、本体側面に明けたパイプ部から吸引されたゴミが回転気流の遠心力によって本体内の胴体側でで渦状に回転し、その後、徐々に落下し、下に落ちて溜まるようです。
3. 上部のパイプを通す部分の穴加工です。
４．蓋にパイプを通して固定した状態です。
塩化ビニール用の接着剤で固定してあります。
５. 側面のパイプを取り付けた様子です。
６. 内部の構造です。
７．実際に吸い込んだキリコです。

長く延びるキリコは、パイプ内に引っかかったりしますが、小さく切断されたキリコ、材木粉、プラスチック、小さな紙片などは缶へ落ちていきます。
８．テーブルに乗せた状態です。　掃除機は小型のものを使用しています。