キリコ飛散防止カバー
フライス盤で切削する時には、細かなキリコが広い範囲に飛散します。　また、切削中には熱いキリコが手に飛んできたり、安全メガネをして作業をしていてても、顔にキリコが飛んできて、熱い思いをすることがあります。以前より、カバーを取り付ければ、解決することは分かっていましたが、具体的な構造となると、様々な切削条件に対応するためには、単純な固定方式では有効に機能しないと考えていました。 そこで、今回は、市販のマグネットベースの部品を流用して自在に位置を調整できるカバーを製作してみました。　構造は写真で見るだけで十分理解できると思います。 カバーのサイズは横３２０ｍｍ、縦２００ｍｍ、で３ｍｍ厚のアクリル板を使用しています。
	１．フライス盤に取り付けた状態です。 　位置はかなり自在度が高いと思います。 製作過程などは不要と思いますので、省略しますが、カバーの上部にはアルミ材を使用して固定部分を受けるようにしています。 下部は、プラスチックの白いカバーを取り付けています。
	２．このように、角度を変更することも自在です。
	３．フライス盤に取り付けた部分の写真です。 フライス盤本体に穴をあけることなく取り付けが出来ています。
	４．旋盤用にも、マグネットベースに取り付けて使用可能です。